エクシア合同会社

【FP監修】エクシア合同会社への投資に関する、2つの重要なリスク。

飛ぶ鳥を落とす勢いで成長している、エクシア合同会社。

 

設立から4年半ほどで、出資者6,717名、出資金額340億円を集めています。(2020年11月現在)

 

※ 公式HPより

 

今日は、「エクシアの実績は魅力的だけど、何か裏がありそうで投資すべきか迷っている…」という方に向けて、エクシアに投資する際に認識しておくべき重大なリスクについて解説をしていきます!

 

めぐみ
めぐみ
実際に私が営業を受けたことにより判明したポイントも紹介するので、投資を検討している方は是非参考にしてみて下さい!

 

急成長のエクシア合同会社

エクシア本社は丸の内トラストタワーという東京駅八重洲口から徒歩3分程度の場所にあり、私もここで営業を受けてきました。

 

 

まずは、エクシアのリスクの説明の前に、同社の輝かしい実績を見てみましょう!

 

驚異の利回り

エクシアは2016年4月からサービスを開始し、例年凄まじい利回りを叩き出しています。

2016年(4~12月):+143.3%

2017年:+53.7%

2018年:+54.0%

2019年:+41.6%

2020年(1~10月):+37.9%

 

エクシアが運用を開始した2016年の4月に100万円を預け入れていたとすると、現在2020年11月時点で、1,125万円になっている計算です。

 

めぐみ
めぐみ
株や不動産、債権など健全なリスク内の金融商品で得られるリターンがせいぜい年間で5%程度であることを考えると、この数字の凄まじさが分かるかと思います。

 

圧倒的なボラティリティの低さ

エクシアに関しては、利回りの高さにばかり目が奪われてしまいがちですが、専門家の視点で本当に度肝を抜かれるのはそのボラティリティの低さです。

 

ボラティリティとは、資産価格の変動の激しさを表すパラメータであり、価格が極端に上がったり下がったりを繰り返すような商品は「ボラティリティが高い」という表現をします。

 

以下は2019年のエクシアの月毎の利回り実績ですが、単月でマイナスの月はなく、その上、率に関しても3%前後で安定しています。

 

2019年 利回り実績
1月 2.39%
2月 4.51%
3月 3.20%
4月 2.35%
5月 2.93%
6月 2.88%
7月 2.10%
8月 2.72%
9月 2.96%
10月 3.50%
11月 2.66%
12月 3.13%

 

これだけの利回りを出していながら、ボラティリティは非常に低く安定感も抜群にあるというのが、エクシア合同会社の運用実績なのです。

 

めぐみ
めぐみ
株式やFX等の純粋なトレーディングで、年間でみて30%~40%の利回りを出す人はいますが、このように「単月で全く負けない」「毎月、同程度の勝ち分」というパターンは私の経験上も聞いたことがなく、これは常識外れの好成績です。

 

エクシア合同会社の抱える重大な2つのリスク

これだけ桁外れの実績を出されると、「何か裏があるんじゃないか…」と勘ぐってしまうのが人間ですよね。

 

私自身、エクシアが詐欺だ!とまで言うつもりは全くないのですが、いくつか重要なリスクがあると感じており、投資自体は躊躇しているところです。

 

私の感じているエクシアの”金融商品としての2つの重要なリスク”を、解説していきたいと思います。

 

リスク1:どのような運用をしているのか、分からない

一つ目は、最も本質的な内容なのですが、「運用手法の不透明さ」が個人的にかなりのリスクだと感じています。

 

元々、ネットに落ちている情報は、「菊池翔さん」というエクシアのCEOの方がFXのトレーディングによって収益を上げている、というものが主流でした。

 

しかし、私が実際に営業の場で運用方法を尋ねると「エクシアはFXの会社ではありません。関係会社に出資、貸付を行い、それによって利益を得ている。」という回答だったのです。

 

 

しかし、その肝心な出資先や貸付先の企業の詳細は説明してもらえず、「様々な企業」という回答にとどまりました。

 

結果的に、一体どのような企業に出資をし、貸付をしているのか、ビジネスの全容が全く見えない状態にあるのです。

 

めぐみ
めぐみ
そもそもFXで50ヶ月以上にわたり単月黒字を上げるということは現実的に考えづらく、また貸付だとしても月3%以上の金利で貸し付けるというのは相当リスクある企業に対してでないと成り立ちませんね。

 

また、出資者の受け取るレポートに関しても、出資金の推移だけが記載されているもののエクシアのビジネスに関する情報は全くなく、

出資をしている人ですらエクシアがどのように利益を出しているのか分からないという状況になっています。

 

通常、株式会社であれば株主に対して充分に事業の説明を行いますし、ヘッジファンドのような運用会社であれば投資家に対して運用状況のアップデートを行います。

 

これが「全くない」というのは不健全な状態で、エクシアに投資する投資家としても「裏で何をしているのかよく分からないがエクシアの報告を信じる」という状態に陥っており、これは非常に重要なリスクだと私は感じています。

 

めぐみ
めぐみ
偉大なる投資家ウォーレンバフェットの名言にも、「リスクとは、自分が何をやっているかよくわからないときに
起こるものです。」というものがあります。

自分が何に対して投資を行っているのか、その実態を具体的に把握しておくことは、運用の世界において最も重要なことです。

 

リスク2:出資金を自由に引き出せない可能性

さて、次に私がリスクだと感じたポイントは、出資金の引き出しに関してです。

 

参考:丸の内トラストタワー20階エクシアオフィス

 

まず、エクシアの場合、出資者がどのように利益を享受するかというと、引き出したタイミングでのキャピタルゲインのみ、という取り決めになっております。

 

つまり、配当で毎月振り込んでもらう、というような方法は取れないのです。

 

そして、この資金の引き出しに関してのエクシアと個人の間の契約が非常に歪なものとなっており、

月ごとに引き出せる額の合計値をエクシアが設定しており、その額を超えた分の引き出し要請には答えられない。

 

とのこと。

つまり、引き出しの要請が殺到した場合には早い者勝ちになります、ということですね。

 

めぐみ
めぐみ
会社として払い出せるキャッシュに限界があるというのは分かりますが、ここまで完全に会社側に主導権がある形での出金の取り決めは珍しく、投資家としては非常にリスクが高いものとなってしまいます。

 

いずれ、例えばパフォーマンスが落ちた時に多くの投資家が資金を引き上げようとすると、今月もダメ、来月もダメ、とずるずる出勤を引き延ばされてしまう可能性があるわけです。

 

さらに会社としての運用の実態が見えないことから、本当に全ての投資家に対して評価額分の資金を返還できるか、投資家としても分からない、ということになりかねません。

 

これは、投資家にとって重要なリスクになるので、その認識を持っておいた方が良いでしょう。

 

めぐみ
めぐみ
現状、実際に引き出せたという声もあるようなので資金繰りに困窮している感じはありませんが、将来的にどうなってくるかというところです。

エクシアに投資をするのであれば、エグジットのタイミングもあらかじめ決めておいた方が良いでしょう。

 

リスクを承知でエクシアに投資するべきか

さて、以上見てきたようにエクシアには以下2つのリスクがあります。

  • 運用自体の不透明さ
  • 出金に関する契約内容が投資家にとって非常に不利

 

これを踏まえてでも、やはり高い利回りということでエクシアに期待するのか。やはり、「美味しすぎる話」には何かしらの裏があると踏んでとどまるのか。

投資家のスタンスが分かれてきそうなところですね。

 

私自身は、リスクを抑えて運用をすることを心がけているので投資を躊躇していますが、「やっぱりエクシアに投資をしておけば良かった」となる可能性もあります。(笑)

 

今日説明したリスクを踏まえて、投資については皆さんの自己判断で進めて頂ければと思います。